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リベットの工具は?かしめ工具と使用方法を解説!(カシメ機・ガン・ハンマー・電動・セットなど)

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リベットの工具は?かしめ工具と使用方法を解説!(カシメ機・ガン・ハンマー・電動・セットなど)というテーマで、今回はリベット施工に必要な工具の種類・選び方・使用方法を詳しく解説します。

リベット接合では、適切な工具を選ばないとかしめ不足や破損が起き、接合品質が大きく低下します。

手動リベッター・電動リベッター・エアリベッター・ハンマーかしめ・カシメ機と、種類が多様なため、用途と作業量に応じた選定が重要です。

この記事では、各工具の特徴・使い方・メリット・デメリットを体系的にまとめています。

リベット工具の種類と特徴を解説

それではまず、リベット施工に使用する工具の種類と特徴について解説していきます。

リベット工具は大きく手動リベッター・電動リベッター・エアリベッター・ハンマー・カシメ機の5種類に分類されます。

DIY・小規模施工には手動リベッター、中〜大量施工には電動リベッター、工場ラインにはエアリベッターが最適な選択肢です。使用頻度と作業量を基準に工具を選定することが、効率と品質の両立につながります。

手動リベッター(ポップリベッターガン)はレバーを握ることでブラインドリベットのマンドレルを引き上げかしめる工具です。

価格が安く(1,000〜15,000円程度)・持ち運びが容易・電源不要という特徴があり、DIY・現場補修作業に最適です。

ただしM6以上の大径リベットには握力が必要で、連続作業では疲労が大きいというデメリットがあります。

電動リベッターはバッテリーまたはコード式のモーターでマンドレルを引き上げる工具で、作業効率が格段に高まります。

1日100〜500個以上のリベット施工が必要な場合に最適で、大径リベット(φ4.8〜φ6.0mm)の施工も容易です。

エアリベッターは圧縮空気(コンプレッサー)を動力とし、最も高速・高サイクルでの施工が可能です。

工場の製造ラインや大量施工現場で使用されますが、コンプレッサーが必要なため設備投資が必要です。

工具タイプ 動力源 適した作業量 価格帯
手動リベッター 手動 〜50個/日 1,000〜15,000円
電動リベッター 電気 100〜500個/日 15,000〜80,000円
エアリベッター 空圧 500個以上/日 20,000〜100,000円以上
ハンマーかしめ 手動 少量・特殊用途 数百〜数千円
カシメ機(プレス) 電動/油圧 大量・均一品質 数十万〜数百万円

ハンマーかしめはソリッドリベット(中実リベット)の施工で使用する伝統的な方法で、バッキングバー(あて金)とハンマーでリベットの先端を叩いて変形させます。

航空機製造や橋梁・鉄骨構造物など、高い接合強度が求められる場面で今も使用されています。

カシメ機(リベットプレス)は均一な押圧でリベットをかしめる機械で、製造ラインでの大量生産・品質均一化に使用されます。

手動リベッターの使い方と注意点

続いては、最もポピュラーな手動リベッター(ポップリベッターガン)の使い方と注意点を確認していきます。

手動リベッターの操作は比較的シンプルですが、正しい手順を守らないとかしめ不足や工具の損傷が起きます。

【手動リベッターの使用手順】

①使用するリベットサイズに合ったノーズピースを取り付ける

②ブラインドリベットをノーズピースに差し込む

③下穴にリベットを差し込み、フランジを板材に密着させる

④リベッターのレバーを強く握り、マンドレルを引き上げる

⑤「パチン」という音と共にマンドレルが折れれば施工完了

ノーズピースはリベット径に合わせた交換式で、一般的にφ2.4・φ3.2・φ4.0・φ4.8mm用の4種類がセットになっています。

レバーを握る際は一気に強く握ることが重要で、途中で力が抜けるとかしめ不足(不完全かしめ)になることがあります。

マンドレルが折れずに引き抜けてしまった場合はかしめ不足のサインで、板厚とリベットサイズの不一致が原因であることが多いです。

折れたマンドレルはリベッター内部のマンドレル受けに溜まるため、定期的に取り出して廃棄します。

ノーズピースが摩耗してくると引き抜き力が低下するため、定期的な交換が必要です。

手動リベッターの購入時は、対応リベット径・ノーズピースの交換しやすさ・グリップの握りやすさを確認しましょう。

確認ポイント 内容
対応径 φ2.4〜φ4.8mmが標準。φ6.0mm対応のものは少ない
ノーズピース交換 工具不要で交換できるものが作業効率良
グリップ ゴム製・エルゴノミクス形状が疲れにくい
マンドレル受け 容量が大きいと作業中断が少なくなる

エビ印(ロブスター)・TRUSCO・エンジニア・KTC・マーベルなどの国内メーカー品は品質・耐久性が安定しています。

100円ショップや激安品のリベッターはノーズピースの精度が低く、リベットが途中で引き抜けるなどのトラブルが起きやすいため、ある程度の品質のものを選ぶことをおすすめします。

電動・エアリベッターの使い方と特徴

続いては、電動リベッター・エアリベッターの特徴と使い方を確認していきます。

電動リベッターはトリガーを引くだけでマンドレルの引き上げ・マンドレル排出まで自動で行う工具です。

手動と比べて作業速度が3〜5倍以上となり、大径リベット(φ4.8・φ6.0mm)でも軽い力で施工できます。

電動リベッターの選定時は最大対応リベット径と引き抜き力(kN)を確認することが重要です。引き抜き力が不足しているとかしめが完了せず、工具の故障原因にもなります。

電動リベッターの手順は手動と同様で、ノーズピース取り付け→リベット装着→下穴への差し込み→トリガー引きという流れです。

電動式は過負荷防止機能(トルクリミッター)が付いているものが多く、リベットの引き抜き失敗時の工具保護に役立ちます。

エアリベッターはコンプレッサーからの圧縮空気でピストンを動かしマンドレルを引く工具で、連続使用での安定性が最も高いです。

エアツールの特性として軽量・高速・冷却性能があり、長時間連続作業でも工具が熱を持ちにくいという特徴があります。

ただし、コンプレッサーの準備・エアホースの取り回しが必要なため、屋外現場より工場・倉庫環境に向いています。

電動・エアリベッター共通の注意点として、ノーズピースのサイズがリベット径と一致していることの確認が最重要です。

不一致の状態で使用するとリベットが正しく保持されず、施工精度が著しく低下します。

まとめ

リベット工具は手動・電動・エア・ハンマー・カシメ機の5種類があり、作業量・リベット径・設備環境によって使い分けが必要です。

DIYや少量作業には手動リベッターが最適で、中量以上は電動リベッターへの移行が効率的です。

大量生産・高均一性が求められる工場ではエアリベッターやカシメ機が適しています。

どの工具でも、ノーズピースのサイズ合わせ・リベットの正確な差し込み・確実なかしめ操作が品質の基本です。

工具の定期メンテナンス(ノーズピース交換・マンドレル除去・注油)を行うことで工具の寿命と施工品質を長期間維持できるでしょう。