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句読点はどっちがどれ?句点と読点の区別方法(丸・まる・点・カンマ・見分け方・覚え方など)

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「句点ってどっちだっけ?」「読点ってどれのこと?」と、ふと迷ってしまった経験はないでしょうか。

句読点という言葉は知っていても、句点と読点を正確に区別できているかどうかは、意外と自信がない方も多いはずです。

この記事では、句点と読点の違いと見分け方を、丸・まる・てん・カンマといったキーワードも交えながら、わかりやすく解説します。

覚え方のコツも紹介しますので、一度読めばしっかり区別できるようになるでしょう。

文章を書く機会がある方はもちろん、日本語の基礎を改めて確認したい方にもおすすめの内容です。

句点と読点の違いを結論から解説!どっちがどれか一発理解

それではまず、句点と読点がそれぞれどの記号を指すのかを結論から解説していきます。

句点は「。」(まる)、読点は「、」(てん)です。

この2つをまとめて「句読点(くとうてん)」と呼びます。

句点=「。」(まる):文の終わりに打つ記号

読点=「、」(てん):文中の区切りに打つ記号

「句点」の「句」は「ひとまとまりの言葉・文」を意味し、文を締めくくる記号であることを示しています。

「読点」の「読」は「読みやすくするための区切り」を意味しており、文中で息継ぎや意味の区切りを示す記号です。

まずはこの基本をしっかり押さえておくと、どちらがどれかで迷うことがなくなるでしょう。

なお、英語で対応させると、句点はピリオド「.」に近く、読点はコンマ「,」に近い働きをします。

英語との比較で理解すると、より直感的に覚えやすいかもしれません。

「まる」と「てん」という呼び名の由来

句点「。」は、その形が丸いことから「まる」とも呼ばれています。

子どもが最初に覚える記号としても親しまれており、「文の終わりにはまるを打つ」という言い方は学校教育でもよく使われます。

読点「、」は「てん」とも呼ばれ、小さな点のような形からこの呼び方が定着しています。

「まる」と「てん」はどちらも子どもでも親しみやすい呼び名であり、日本語教育の場では標準的に使われているでしょう。

また、横書きの文章ではコンマ「,」を読点の代わりに使う場合もあり、「カンマ」という呼び方が使われることもあります。

句点と読点の外見の違いと特徴

句点「。」は、文字通り丸い形をしており、ひとつの文の最後に配置されます。

読点「、」は、小さな斜めの点のような形で、文の途中に配置されます。

縦書きの文書では、どちらも文字の右下のスペースに配置されるのが一般的です。

横書きの文書では文字の右側やや下に配置されます。

見た目の違いとしては、丸みがあるのが句点、斜めの小さな点が読点と覚えると区別しやすいでしょう。

カンマ・ピリオドとの対応関係

日本語の句読点と英語の記号を対応させて理解すると、非常にわかりやすくなります。

日本語記号 呼び名 対応する英語記号 主な使い方
句点・まる .(ピリオド) 文の終わりに使う
読点・てん ,(コンマ) 文中の区切りに使う

学術文書や理工系の文書では、横書きに限り「.」「,」を使用することもあります。

これは国際的な表記スタイルに合わせた慣習であり、内容の正確な伝達を優先した結果といえるでしょう。

句点と読点の見分け方・覚え方のコツ

続いては、句点と読点を確実に見分けるための覚え方のコツを確認していきます。

「どちらがどれか忘れてしまう」という方のために、記憶に残りやすい方法をいくつかご紹介します。

語呂合わせで覚える方法

句点と読点の区別を語呂合わせで覚える方法は、シンプルで効果的です。

たとえば「句(く)は終わる → 句点は文の終わり」という連想は、覚えやすいでしょう。

「読(よ)みやすくする区切り → 読点は文中の区切り」という覚え方も、意味と記号を結びつけやすい方法です。

どちらも漢字の意味と記号の役割を結びつけているため、一度覚えれば忘れにくいでしょう。

形で覚える視覚的な方法

句点「。」は丸い形をしています。

「丸く終わる=文の終止」と視覚的にイメージすることで、句点の役割が覚えやすくなります。

読点「、」は斜めの細い点の形です。

「細い区切り=文中の小さなひと息」とイメージするとわかりやすいでしょう。

文章を書きながら形を意識すると、自然と手が正しい記号を選ぶようになっていきます。

実際の文章で練習する方法

理屈で覚えることも大切ですが、最終的には実際の文章で練習するのが最も効果的です。

身近な本や記事を読みながら、「ここは句点、ここは読点」と意識的に確認していくだけでも、知識が定着しやすくなります。

また、自分で文章を書く際に「この文の終わりには句点、ここで息継ぎするなら読点」と意識するだけで、使い方の感覚が身についていくでしょう。

繰り返しの実践こそが、句読点の正確な使い方を習得する近道といえます。

句点と読点の混同が起きやすい場面と注意点

続いては、句点と読点が混同されやすい場面と、その際の注意点を確認していきます。

特定の状況では、どちらを使うべきか迷いやすいケースがあります。

会話文や引用文での使い方

会話文や引用文では、かぎかっこ「」の中の文末に句点を打つかどうかで迷う方が多いでしょう。

一般的なルールとしては、かぎかっこの中が完全な文である場合、句点を打ってからかぎかっこを閉じるのが基本です。

たとえば「今日は晴れです。」のように、かぎかっこの内側に句点を入れます。

ただし、文章全体の末尾でかぎかっこが使われる場合には、句点の扱いが異なる場合があるため、文書のスタイルガイドを確認するとよいでしょう。

箇条書きや見出しでの扱い

箇条書きの項目末や見出しには、句点を打たないのが一般的です。

これは、箇条書きや見出しが完全な文ではなく、名詞句や短い語句で構成されることが多いためです。

ただし、箇条書きの各項目が完全な文で書かれている場合には、句点を打つケースもあります。

どちらにするかは、文書の種類や目的に応じて統一するのが大切でしょう。

読点の打ちすぎ・少なすぎに注意

読点は打ちすぎても打たなさすぎても問題が生じます。

読点が多すぎる文章は、テンポが悪くなり、かえって読みにくい印象を与えることがあります。

逆に読点が少なすぎると、長い文が一気に続いて意味がわかりにくくなるでしょう。

目安としては、1文の中で読点は2〜3個以内が自然なリズムを保ちやすいといわれています。

文章を声に出して読んでみたとき、息継ぎしたくなる場所に読点を打つと、自然なリズムの文章になりやすいでしょう。

句点と読点の区別まとめ

この記事では、句点と読点の違いや見分け方、覚え方のコツ、混同しやすい場面での注意点を解説しました。

句点「。」は文の終わりを示す「まる」、読点「、」は文中の区切りを示す「てん」です。

英語のピリオドとコンマに対応させて理解したり、漢字の意味から連想したりすることで、確実に区別できるようになるでしょう。

句点と読点の正確な使い分けは、読みやすく伝わりやすい文章を書くための基本です。

今回の内容を参考に、日々の文章作成に役立ててみてください。