PPバンドでバッグを作る方法は?模様やかごバッグも!(PPバッグ:持ち手:キット:ブランド:ファスナー付き:特大:100均など)
荷造りに使われることが多いPPバンドは、軽くて水に強く、色の組み合わせも楽しめる素材です。
編み方の基本をつかめば、かごバッグ、小物入れ、買い物用の特大バッグまで、自分好みのサイズで作れるようになります。
初めて取り組む場合は、難しい模様を急ぐよりも、底面と側面の構造を理解することが近道でしょう。
この記事ではPPバッグの作り方を中心に、持ち手、キット、100均でそろえられる道具、ファスナー付きに仕上げる工夫まで詳しく紹介します。
PPバンドバッグ作りの基本手順

それではまずPPバンドでバッグを作る流れについて解説していきます。
材料と道具の準備
PPバンドはポリプロピレン製の平たいテープで、梱包用として流通しているもののほか、手芸向けに柔らかく加工された商品もあります。
バッグ作りでは幅15mm前後のものが扱いやすく、初めてなら濃い色と淡い色を二色だけ選ぶと編み目を確認しやすくなります。
最初の作品は幅がそろったPPバンドを選ぶことが大切です。
幅や厚みが混ざると、底面の格子がゆがみやすく、完成後の形にも差が出ます。
用意したい道具は、PPバンド、はさみ、定規、洗濯ばさみまたはクリップ、仮止め用のテープ、先端を処理するライターです。
ライターは必須ではありませんが、切断面がほつれやすい種類では軽く熱を当てると整えやすいでしょう。
火を近づけすぎると溶けて硬くなり、手を傷つける原因になるため、換気しながら短時間で行います。
| 用途 | 選びやすいPPバンド | 仕上がりの特徴 |
|---|---|---|
| 小さめのかごバッグ | 幅12mmから15mm | 細かな模様を作りやすい |
| 普段使いのPPバッグ | 幅15mmから19mm | 強度と編みやすさのバランスが良い |
| 特大の買い物バッグ | 幅19mmから25mm | 丈夫で形が安定しやすい |
| やわらかな印象のバッグ | 手芸用の柔らかいタイプ | 手になじみやすく曲線を作りやすい |
底面を格子状に組む工程
PPバンドバッグの土台になるのは、縦方向と横方向のバンドを交互に通した底面です。
作りたい横幅、奥行き、高さを先に決め、底面の格子数を考えてから必要な長さを切り出します。
たとえば幅15mmのバンドで横8本、縦5本の底を作るなら、完成サイズはおおよそ横12cm、奥行き7.5cmが目安です。
ただし側面へ折り上げる分と処理する余りが必要になるため、縦方向のバンドはバッグの高さの二倍以上を見込んでください。
必要な縦バンドの長さの目安は、底面の奥行きにバッグの高さを二倍加え、さらに処理用として15cmから25cm程度を足した長さです。
例として奥行き10cm、高さ20cmなら、10cm+20cm+20cm+20cm前後で、70cm程度から試すと調整しやすいでしょう。
底面は平らな机の上で組み、交差する部分をクリップで仮止めします。
最初からきつく引っ張ると格子が台形になりやすいため、中央から外側へ少しずつ間隔を整える方法がおすすめです。
底面の角が直角にそろうことが、きれいなPPバッグへの第一歩です。
側面を立ち上げて口元を処理する工程
底面が整ったら、外周のバンドを上へ折り、側面を立ち上げます。
横方向のバンドを一本ずつ交互に通していくと、かごバッグらしい立体感が生まれます。
編み始めは少しゆるめに通し、全周を一段編み終えたところで高さと幅を確認すると失敗を抑えられます。
側面を編む際は、同じ位置で強く引き締めるより、四隅を順に軽く整える感覚が向いています。
口元まで編み終えたら、余った縦バンドを内側または外側へ折り返し、隣の編み目へ通して固定します。
見える部分の処理を内側にそろえると、持ったときの手触りがよくなります。
口元の処理はバッグの耐久性を左右します。
短く切りすぎず、少なくとも二つ以上の編み目に通してから先端を整えると、日常使いでも抜けにくくなります。
模様編みとかごバッグのデザイン
続いてはPPバンドで楽しめる模様とかごバッグのデザインを確認していきます。
市松模様の組み合わせ
市松模様は二色のPPバンドを規則的に配置する方法で、初級者でも変化を出しやすいデザインです。
縦方向を一色ずつ交互に並べ、横方向も同じ順番で通すと、自然に格子状の模様になります。
黒と白、ネイビーとベージュ、ブラウンとアイボリーなどは服装になじみやすく、長く使える組み合わせでしょう。
明るい色を使う場合は、ベースを一色にして差し色を二本おきに入れると、落ち着きと華やかさを両立できます。
模様作りでは、編み始める前にバンドを机へ並べて完成イメージを確認します。
斜め模様とライン使い
斜めの模様を作りたい場合は、側面を編む途中で色の位置を一段ずつずらします。
同じ色を連続させる本数を変えるだけでも、ストライプ、ジグザグ、ダイヤ風の表情が出せます。
複雑な柄に見えても、色替えの位置を紙に記録しておけば、作業中に迷いにくくなります。
バッグの前面だけにラインを入れ、背面と側面を単色にすると、手作りらしい個性を保ちながら服に合わせやすい仕上がりになります。
色替えの簡単な考え方は、三段ごとに差し色を一段入れる方法です。
ベース色を三段、差し色を一段という繰り返しなら、横長バッグでもリズムのある模様になります。
丸みのあるかごバッグの形
かごバッグらしい丸みを出すには、底面を小さめに作り、側面を少しずつ広げながら編み上げます。
横方向のバンドを通すとき、上の段ほどわずかにゆるくすることがポイントです。
急に広げると角張った形になるため、一段ごとに数mmずつ外側へ広げるイメージで整えます。
口元をややすぼめれば巾着風に近づき、口を広げたままにすれば荷物を出し入れしやすいかごバッグになります。
丸型に近づけたいときは、底面の角を強く折り込まないことが重要です。
持ち手とファスナー付き仕上げ
続いては持ち手の作り方とファスナー付きバッグへのアレンジを確認していきます。
PPバンドで作る持ち手
持ち手は本体と同じPPバンドで作ると、統一感のあるPPバッグに仕上がります。
二本から四本のバンドを平たく編み、両端をバッグの内側まで通して固定する方法が基本です。
手提げ用なら持ち手の完成長さは30cmから40cm程度、肩掛け用なら50cmから65cm程度を目安にすると使いやすいでしょう。
荷物を多く入れる予定なら、持ち手の付け根を一か所だけで止めず、上下二段に分けて編み目へ通します。
持ち手は見た目よりも強度を優先したい部分です。
特大サイズのバッグでは、PPバンドを二重にするか、布テープを内側に重ねると肩への負担も軽くなります。
市販ハンドルを使う方法
既製品のバッグ用ハンドルを使うと、革風、竹風、木製風などの異素材を合わせられます。
穴あきタイプのハンドルは、PPバンドを穴へ通して折り返すだけでも取り付けやすく、初心者にも向いています。
金具付きのハンドルを選ぶ場合は、金具の角がPPバンドを傷つけないか確認してください。
摩擦が気になる部分には、透明チューブや布を一枚挟むと、長期使用による劣化を抑えやすくなります。
持ち手の取り付け位置は、口元から二段から三段下が扱いやすい目安です。
ファスナー付きバッグへのアレンジ
PPバンドバッグにファスナーを付けると、中身が見えにくくなり、通勤や旅行にも使いやすくなります。
最も取り入れやすい方法は、バッグの口幅に合わせたポーチを内袋として用意し、そのポーチのファスナーを活用する方法です。
内袋の上端を数か所だけ縫い留めるか、面ファスナーで固定すれば、洗濯や交換もしやすくなります。
PPバンド本体へ直接ファスナーを付ける場合は、布テープを口元の内側に渡し、そこへ縫い付ける構造が安定します。
針穴を増やしすぎるとバンドが裂けることがあるため、縫い付け部分は補強用の布を重ねると安心です。
ファスナーの長さは、バッグの口幅より2cmから4cm短いものを選ぶと端の処理がしやすくなります。
口幅が32cmなら、30cm前後のファスナーが収まりやすい目安です。
キットと100均アイテムの活用
続いてはキットや100均のアイテムを使った材料選びを確認していきます。
初心者向けキットの選び方
PPバンドバッグのキットには、必要量のバンド、作り方の説明、持ち手用パーツがセットになった商品があります。
初めての場合は、完成写真だけでなく、底面の本数やバンドの長さが明記されているキットを選ぶと安心です。
説明書に工程写真があるものなら、交互に通す位置を確認しやすく、途中でほどく手間も減らせます。
キットを一度完成させた後は、同じ設計を参考に色や高さだけを変えると、オリジナル作品へ発展させやすいでしょう。
キットは完成品を作るためだけでなく、寸法設計を学ぶ教材としても役立ちます。
100均でそろえやすい道具
100均では、はさみ、定規、クリップ、仮止めテープ、内袋用の巾着、ファスナーポーチなどをそろえやすいでしょう。
PPバンドそのものは店舗によって取扱状況が異なりますが、荷造り用テープやクラフト用の平テープが見つかる場合があります。
ただし、荷造り用は硬めで色数が限られることもあるため、試作向けとして使い、本番用は手芸店や通販で選ぶ方法もおすすめです。
内袋として使う巾着やポーチは、バッグ本体より少し小さめを選ぶと口元からはみ出しにくくなります。
材料費を抑える工夫
材料費を抑えたいときは、余った短いPPバンドを捨てず、持ち手の補強や小さな模様部分に活用します。
長さの異なる端材を色別にまとめておくと、コースターやミニかごなどの小物作りにも便利です。
大きなバッグを作る前に、同じ編み方で小さなペン立てを作ると、必要な本数や引き締め具合を確認できます。
材料を節約する近道は、試作でサイズ感をつかんでから本番のバンドを切ることです。
ブランド風PPバッグと特大サイズの工夫
続いてはブランド風の見せ方と特大PPバッグを作る際の工夫を確認していきます。
配色で楽しむ上品な印象
ブランド風の雰囲気を目指すなら、ロゴを再現するより、色数を絞って端の処理を丁寧にすることが効果的です。
ベージュと黒、グレーと白、深緑と生成りのように、主役色と補助色を決めると洗練された印象になります。
光沢のあるPPバンドは華やかですが、全面に使うと強く見えることもあります。
マットな色をベースにし、口元や持ち手だけへ光沢色を入れると、日常使いしやすいデザインになるでしょう。
上品に見せる要点は、色を増やしすぎないことと、左右の編み目をそろえることです。
高価なパーツを加えなくても、口元と持ち手が整っていれば完成度は大きく変わります。
特大バッグの補強方法
特大のPPバッグは、買い物、ランドリー、アウトドア用品の持ち運びなどに便利です。
一方で荷重が増えるため、底面、持ち手、側面の三か所を補強する必要があります。
底面には厚紙やプラスチック板を内袋の底へ入れると、重い荷物でも沈みにくくなります。
側面の高さがあるバッグは、中央付近に横方向のバンドを追加して編むと、横へ広がりすぎるのを防げます。
持ち手の根元には同色のバンドを重ね、見えない内側まで長く通して固定してください。
特大サイズでは、見た目より一段多く補強するくらいが安心です。
お手入れと保管方法
PPバンドは水濡れに比較的強いため、汚れたときは薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取れます。
編み目のすき間にはほこりが入りやすいため、乾いたブラシや柔らかい布で定期的に手入れすると清潔です。
高温になる車内や直射日光の当たる場所へ長時間置くと、変形や色あせの原因になることがあります。
使わない期間は、中に薄紙やタオルを詰めて形を保ち、風通しのよい場所へ置くと長持ちしやすいでしょう。
PPバンドバッグ作りのまとめ
PPバンドでバッグを作る方法は、底面を格子状に組み、側面を交互に編み、口元と持ち手を丁寧に処理する流れが基本です。
まずは単色または二色の小さなかごバッグから始めると、バンドの引き加減や編み目の整え方を身につけやすくなります。
市松模様や斜めラインを加えれば、自分らしいPPバッグへ発展させられるでしょう。
ファスナー付きの内袋、市販ハンドル、底板などを組み合わせると、見た目だけでなく使い勝手も高まります。
100均の道具や初心者向けキットを活用しながら、サイズ、色、模様を少しずつ変えてみてください。
手順を急がず、底面と口元を整えることが、丈夫で長く愛用できるPPバンドバッグにつながります。